ダイニチ石油ファンヒーターが壊れた
2023年1月22日の夜に家族が、「石油ファンヒーターがおかしい」 と深夜に呼ぶので行くと、ダイニチの石油ファンヒーターがE13と表示されていました。
「えっ、明日23日には家族の車をホリデー車検福岡東店に持って行くのに、それに23日から10年に1度の大寒波が到来するのに今?」 という感じで困惑しました。
■ホリデー車検福岡東店に
上記は1月23日14時の予約でホリデー車検福岡東店に家族の車を車検に行きました。
■車検が終わり、耐水ペーパーを買いに
上記はホリデー車検福岡東店から近いホームセンターの屋上のお客様用駐車場です。
上記がホームセンターの店内のカー用品コーナーのソフト99の耐水ペーパーです。
とりあえず、真ん中のセットのものを1個買いまして、家に帰りました。
この日は、ニュースでホームセンター等の石油ファンヒーターとかが展示品まで売り切れたと報道されていました。
10年に1度の大寒波ですのでまあ、修理するしかない。 売っていないし。
■自宅にて石油ファンヒーターを分解
上記が燃焼部を開けたところで、針金の太い感じの右がセンサーで、左が点火スパークです。
買ってきた耐水ペーパーを挟みでカットして、センサーに付着したシリコンを擦り落とします。
上記が作業して、ウェットティッシュで掃除した後の写真で、組み立てます。
上記は背面のファンの箇所をビス4本外して開けて、ファンをウェットティッシュで拭いた後の写真です。
汚いので、ファンも分解して掃除することにしました。 中央は7mmのボルトで逆ネジになっているので、時計周りに回すと外れます。
上記はファンを外した写真です。 ファンは丸洗いしました。
アルカリ性の洗浄剤でスプレーし、時間置いて水で丸洗いしたら綺麗になりましたので、組み立てました。
その後試運転で点火し、30分様子を見て問題ないので一旦消しました。
どうしても火災とかの問題もゼロではないと考えますので、明るい時間帯に作業して、問題ない事を確認しておくと良いと思います。
■メーカーの警鐘
大寒波が過ぎて、余裕出たのでリビングのコロナの石油ファンヒーターの背面のファンの掃除をしました。
2022年11月下旬に使う時に綺麗に掃除していたのですが、数カ月でこのように汚いホコリまみれになっていました。
コロナの石油ファンヒーターの場合は、8mmボルトで逆ネジになっていますので外しました。
上記は燃焼部の筒の周りにホコリがあったので、ウェットティッシュで拭いておきました。
上記は、ファンを丸洗いした後に組み立てた写真です。
ダイニチの石油ファンヒーターは、部屋干しをしたらすぐにシリコンのエラーが出るので、リビングではコロナの石油ファンヒーターを使っています。
コロナ石油ファンヒーターは大風量ですので、冷え性の女性などが家族にいるとこれ一択となるのですが、ファンにホコリが付着しやすい感じがありますので、ご留意ください。
■石油ファンヒーターの選び方■
個人的に石油ファンヒーターはいろいろと良く買います。 鉄筋コンクリート造の家なのですが、エアコンを使うと外気温7℃くらいから霜取り装置が作動し、氷点下では役に立たない感じがあります。
ダイニチはシリコンに弱い感じがありよくエラーが出ますので、1シーズンでもリビングなど部屋干ししますと数回はセンサーのシリコン落としをして面倒です。
コロナは、大風量でシリコンとかに強いセンサーなので分解しなくて済むのですが、背面のファンにホコリが溜まるので1週間に1度はウェットティッシュで拭かないと風量が落ちて燃費悪くなります。
あと、4本のビスを外してファンのところを掃除しないとホコリまみれになるという弱点もあります。
分解清掃が苦手な人は、1シーズンで買い替えて、古いのはヤフオク送りなどがお勧めです。
石油ファンヒーターは灯油を燃料にします関係で、カビとかが大好物となる為に、分解して綺麗に掃除しないとあまり健康上良くない気がします。
■失火法に関して■
日本の法律では、うっかり自宅から火災が発生し、隣の家まで燃えてしまっても弁償しなくて良いと失火法で決められています。
が、
過失のない場合ですので、あまり石油ファンヒーターとかのニードル等の分解はしない方が良いかと考えております。
■修理の原理の説明■
石油ファンヒーターは、灯油を燃料に燃焼させます関係で、火の状態をセンサーが電気抵抗などで異常ないか? と見張っております。
ヘアスプレーや柔軟剤のシリコンとかを部屋で使用しますとセンサーとかにもそのシリコンが付着し、「異常燃焼を感知した」 とE13というエラー番号が表示され自動停止します。
再度電源ボタンを入れ直すと点火しますがまたエラーが出て自動停止します。
それを5回繰り返すとACアダプターのコードをコンセントから1度抜いてまた挿すと使えるようになりますが、結局エラーを繰り返します。
センサーにシリコン付着等の可能性が考えられる故障は、耐水ペーパーで剥ぎ落しますと元に戻るので普通に使用可能となります。
ただし、太い針金に見えるセンサーを力任せに掃除しますと破損して使用できなくなる事がございますので、あらかじめご留意ください。