2023年8月23日水曜日

エアコンを入れるとノッキングするので、ボルトメーター

 家族の古い車、新車登録から21年経過した車がエアコンを入れるとノッキングするのでボルトメーターにて測定。



「エアコン入れるとノッキングします」 みたいな症状を修理工場で言うと、プラグやプラグコード、バッテリー一式新品交換になる傾向にあります。



乗っている自分の車が昨日まで何ともなかったのに、今日乗ると、「あれれ、おかしい」 という不調が出ることはよくあります。


そんな時に慌ててディーラーであったり、車検を受けた修理工場に行くというのはあまりお勧めできなかったりします。


車というのは普段その車に乗っている人が1番わかっていたりするわけで、どんな時にどういう症状が起きるという事をメカニックスタッフさん伝えるのが重要で、経験則から、「あそこが悪いと思う」 と言われたりする。


「私はとにかく車に詳しくないのでわからないけれど、ノッキングするのです」 みたいに言われれば、疑わしいパーツを新品に交換するという提案は普通だったりします。


■ボルトメーター



車に詳しくない人は知らなかったりすると思いますが、高級車やスポーツカーとかには電圧計(ボルトメーター) が普通に付いていたりします。


運転中に、運転者がドライバーズシートに座って運転している時に見える位置に電圧計があったりするのですが、「あれれ、電圧が低い」 とか渋滞で気づくことができる。


屋根なし月極駐車場に一晩保管してマイカーに乗り込み、スタートする前に電圧計の針の位置をどうしても見えてしまうので、「あれれ、バッテリーが劣化している」 とか気づくのです。


ただ、大衆車とかにその電圧計が付いていなかったりしますので、スマホ等を充電できるシーガーチャージャーの電圧計付きを楽天市場で買うのがお勧め。


■ボルトメーターでエンジン始動前に測定



電気が苦手という人もいらっしゃいますが、ボルトメーターのデジタルの数字をエンジン始動前にチェックすれば、車のバッテリーの充電状況が可視化できます。




8月23日の水曜日14時頃に屋根なし月極駐車場に一晩保管していた家族の車(新車登録から早21年経過) のシガーソケットにボルトメーターを差し込み、エンジンがかかる1歩手前までキーを回すと12,7Vと表示されました。


自動車に搭載されている鉛電池のバッテリーは、満充電で12,5~12,8Vを示す傾向にあります。


こういった簡易測定ツールの電圧計は500円とかで売られていますので、0,2V程度高めを示す傾向にあります。


12,7Vと表示されれば、「12,5Vある」 みたいに計算するので、前日は片道2km先のデカいショッピングモールに買い物に行って帰ったので、1日の走行距離数4km程度の超シビアコンディションですが、バッテリーはパナソニック製のチョイ乗り派が愛用するバッテリーですので、問題ない感じでした。


■ボルトメーターでエンジン始動後に測定



12,7Vと表示された状態でそのままセルを回してガソリンエンジンを始動しますと、オルタネーター(交流発電機)の電圧に変わります。




エンジンがかかった直後は、14,1Ⅴと表示されたましたので、[13,9Ⅴくらいは出ているのか」 みたいになりました。


車は、バッテリー(鉛電池) から供給される電気を使い大電流を必須とするセルモーターを回してエンジンを始動しています。


あまりにも大電流を必要としますと、バッテリーの電圧が12,2Vくらいを下回るとセルが回さなくなるので、それを”バッテリー上がり” と呼んでいます。


電気の事が良くわからない人にとってはわかりづらい感じになると思いますが、バッテリーが12,2Vを下回ってもまだ残量はあるのです。


ただ、チョイ不足しているのでジャンプケーブルで電気を追加供給してエンジンをかけるとかがある。


バッテリーから電気を使いガソリンエンジンが始動すると、Vベルトに連結されたオルタネーター(交流発電機) から発電した電気が直列に変換され、それがバッテリーを経由して車内に供給される。


電気は充電する側のバッテリーよりも供給する側の電圧高くないといけないと、13,7Vとかに出ている感じ。


オルタネータ本体に閾値が14,5Vとかと書いてあり、エンジン回転数に比例して電圧が上がり、14,5Vになると電装品が破損しないようにレギュレーター側でカットしている。


そんな感じですので、歯医者に行く時に運転中にチラっと見たり、信号機が赤の時に見たりして、13,7Vを超えているのかを確認すれば、「オルタネーターの寿命ではないな」 と素人でも判断できます。


■セルフチェックする意味



「エアコンを入れるとノッキングします」 という不調では、エアコンのコンプレッサーがロックしかけている故障であったり、バッテリーが劣化しているようです~ と言われたり、オルタネーターがダメみたい、なんて感じでいろいろな原因が考えられます。


「夏場は、カーエアコンを多用するじゃないですか。 バッテリーもヘタっているみたいで、バッテリー上がりすると大変なので変えておきましょうか」 みたいに口癖のように言う人もいる。


自分で電圧測定しておけば、言われても「バッテリーは交換しなくて良いです」 と自分で言えるとかあります。




■30プリウスでも測定



8月24日の木曜日は、お昼に家族の車でショッピングセンターに家族と買い物に行き測定しましたが、午後15時くらいには30プリウスでも測定しました。





上記はハイブリッドシステム起動前の補器バッテリーの電圧で、12,3Vと低めでした。


「あれれ、昨日は歯が取れてずっと総合病院の歯科に家族の車で行っていたので1日乗っていないとかあるのですが、ちょっと低いなあ」 という感想でした。





上記はハイブリッドシステムを起動した時の電圧で、14,4Vでした。


ガソリン車だと12,2Vを下回るとセルモーター回せなくなり、”バッテリー上がり” と呼ばれる症状になったりします。


ハイブリッドカーは、パワーボタンを押して最新型のゲーミングノートPCのように瞬時に起動するので、電圧は10Vもあればシステムが起動でき、すぐに200Vのバッテリー化ラインバター経由で電源が補器バッテリーに流れます。


車に乗る頻度が少なくてチョクチョクバッテリー上がりを起こす人が、「ハイブリッドカーに乗り換えたらバッテリー上がりが無くなった」 とか言われますが、200Vバッテリーは長期間乗らないと上がったりしてディーラーでないと充電できないとかあるみたいです。


同じ屋根付き月極駐車場に初代プリウスの人がいて、長期間乗らないと面倒な事になると言って、何度もやらかしていました。




この日は福岡市内は35,8℃の猛暑日とテレビで言っていました。




香椎照葉をおひとり様ドライブで走っている様子です。


30プリウスはシガーソケットがセンターコンソール内にあるので、信号が赤で停車した時とかに供給されている電圧をチェックします。




高層マンションが多いのですが、一戸建ての建売住宅街もあります。 よくネットで中古で売り出されていますが、1戸9,000万円とかですので、周辺の福岡市内だと新築建売で5,000万円~6,000万円とかが多くて、中古だと同じ年数で4,000万円かなあ~ と言う感じなので、高級住宅街になります。


ハイブリッドカーを新車や中古車で買ったら、自分なりのおひとり様ドライブコースを持っておくのがお勧めです。


私三之橋の場合は、お金の入出金で照葉のコンビニまで行ったりしますが、家の近所のコンビニはお客様駐車場に迷惑駐車ばかりで車が駐車できない満車とか多いです。


「あっ、ここも満車か」 みたいな無限ループに陥る事があるのですが、最初から照葉に向かえば、”迷惑駐車監視システム” があるので、満車でなく駐車できる感じです。


「ガソリン代もったいないでしょ?」 と思われるかもしれませんが、車って1回当たりの走行距離数がシビアコンディション走行となるような短い距離だとエンジン内が汚れるだけだったりします。


後は燃費的には気にならない。




上記は2年チョイリセットしていないトリップメーターです。




上記は屋根なし月極駐車場に帰って駐車し、枠いっぱいに右に寄せてあるかを1度降りて目視確認してから車内に戻り、ハイブリットシステムをシャットダウンした時に表示される走行データです。


現在時刻15時44分、走行時間50分で、走行距離数16,4kmで、燃費31,8km/Lでした~ という意味になります。


もう15年くらい前になるかなあ~ と思いますが、ハイブリッドカーが爆発的に売れ出した時にネットでブログ記事の30プリウスユーザーの燃費記録などが、26~28km/L とかの燃費の写真がたくさんあって、「毎日こんな感じ」 と日記に綴ってあった。


写っている景色の写真とかどう見ても田舎の景色にしか見えなかったりしたのですが、それを見た都内に住むような人がハイブリッドカーを買い、「俺の買った新車は燃費が14km/L台で壊れている、ハズレに当たった~ みたいでディーラーで何度もみてもらったりしたが、カタログ燃費と乖離し過ぎているので詐欺ではないか」 みたいな人が教えてgooとかにもたくさんありました。


ブログを書いている人は悪意があったわけでもないように見え、トリップメーターの写真なども掲載してあり、平均移動速度とか載せてあった。


写真も掲載してあり、見ればわかると思うのですが、意外と平均移動速度とかも理解できない人がいたりする。


私三之橋の場合も、大学を卒業して新社会人デビューして会社員1年生になった時にすぐに上司の高級車で外に出るとかで乗っていたのですが、ガソリン車で燃費とか悪いのですが、自分でお金を支払うのではないので気にならなかった。


”平均移動速度” みたいなものも特に考えた事もなかった感じでした。


ガソリン価格高騰で、「今ガソリン車に乗っているので、ハイブリッドカーに乗り換えた方が得なのか?」 とネットで誰かのブログ記事を参考にするという人もいらっしゃるかと思いますが、平均移動速度とかきちんと見て、自分の住むところと似たような人を参考にした方が良いと思います。


30プリウスの外気温計がずっと36℃の日に、おひとり様ドライブで走って、信号が赤で停車するとセンターコンソールを開けてボルトメーターで目視確認し、大きな変動ないとかを確認した感じでした。


ELM327スキャンツールをOBD2コネクターに挿してスマホとブルトゥース接続して、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)の把握している電圧を見るという方法でも良いのですが、ボルトメーターだとガチャポンとセットするだけの簡単さがあります。


30プリウスで冬にやるラジエーターグリル塞ぎのまま、外気温37℃とかの福岡市内を走っても燃費はこんな感じです。


YOUTUBEの動画では、気温高くなったら外してね~ と言っているのですが、外気温が高いと吸気温度も上がるので、「気温が高ければ高い程燃費は上がる」 みたいな思い込みされる人もいらっしゃるのですが、実際はそういう感じでもない。


YOUTUBEの動画でラジエーターグリル塞ぎは高燃費を叩きだす~ というのをやっている関係で、37℃の日でもそのまま走行して故障しないという検証をしている感じで、燃費的には外して良いかな~ とも思う感じ。


























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