深夜に住宅街のアパート前で酔っ払いが騒いでいて、後は夜中に道路でサッカー遊びがあり、1日に2回110番緊急通報しました。
よく、アパートに住んでいる人が、隣人などの騒音に悩み、自ら引っ越していくとかあったりします。
でも、都市部とかに住んでいますと、普段から飲酒した感じの人が友達でも家に呼んでの飲み会でうるさいとかあり、110番緊急通報し、PC派遣要請でパトカーがやってきて、注意してもらったりするのは、ざらにあります。
今回は、110番緊急通報がなかなかできないと言う人もいらしゃいますので、そのお話に関して書いてみようと思います。
■愚行権での飲酒など
人は、「タバコは100害あって一利なし」 と言ったりして、お酒は問題ないかのように言ったりします。
酔っ払いの戯言だったりしますが、世界的に見ても週に1回でコップ一杯のビールを飲む人でも発がん性などがあると研究されていたりします。
お酒をまったく飲めない人がいたりしますと、飲酒する人はバカにしか見えないとか言ったりします。
でもね、大学生とかの学生時代までに覚えておきたいのは、「人はバカに見える行動をしてもそれが誰かの迷惑でなければ良いのではないか」 という、”愚行権” もあるという考え方をしていたりします。
お酒を飲めない人が、「私は飲めないので飲み会は行きたくありません」 と言ったりするのも社会人としてはどうかなあ~ となったりします。
後は、自分がお酒を飲めないとか、タバコを吸わないとかあると、自分と違う人を問題視する人もいるのですが、愚行権もあると考えた方が良かったりします。
■酔っ払いがうるさいので、110番緊急通報
巡回でクラウンパトカーが住宅街を走っていて、大学生くらいの人達が車を停めて話をしていた場合や、ちょっと騒いでいるように見えてもパトカーは止まらずに行ってしまったりします。
特別不審な感じでもなければ、住宅街なのでうるさいと感じる人がいれば、それは小学生のガキじゃないので自分で110番緊急通報するだろう~、みたいな考え方でしょうか。
「いったいどういうタイミングなどで110番緊急通報するのかがわからない」 と言われる人も少なくないのですが、自分の家でテレビでも観ていて、家の前とかで高校生や大学生とかの若い人達がうるさいなあ~ と思った時が110番緊急通報のタイミングとなります。
ポケットからスマホを出して、「はい警察ですか、事件ですか、事故ですか」 と言われるので、「事件ほどではないと思うのですが、酔っ払いかなあ~ という感じでデカい声でしゃべっていてうるさいので注意して欲しい」 と言う感じ。
■通報者は現場にいないといけない
一般的にポケットからスマホを出して110番緊急通報したり、消防車や救急車の派遣要請した場合は、表に出て現場にいないといけません。
パトカーとかはサイレン鳴らさずに来ますが、消防車とか救急車はサイレン鳴らしてきますので、非常信号灯とかを振るとかすればサイレン切ってくれたりします。
警察の場合ですと、「こっちです~」 と手でも振って自分が通報者とわかるようにして、後は免許証を出して通報に至った理由などを説明します。
例えば、月極駐車場であれば、「ここは僕の借りてある場所なのですが、こんな風に勝手に駐車している車があったので、頭がおかしな人だと思いましたので通報しました」 と言う感じ。
■酔っ払いの110番緊急通報の場合
対象となるのが酔っ払いとか、騒いでいる若者とか、そういう場合に注意して欲しいという場合には、わざわざ表に出て行くと通報された人が見てしまい、「あの家の人が通報したんだ」 となり、何かあるのかもしれません。
そんな場合の通報は、1度通報したらパトカーが到着しても窓も開けずに丸投げするという感じになります。
110番緊急通報する直前とかにわざわざ窓とか開けて人数とか確認するとそれもマズイ事があるので、「自宅から北側に若い高校生くらいの男性2名と女性1名くらいの声がしています」 と言う感じ。
■警察のお客さん
パトカーが到着し、警察官が降りて声かけされますと、「誰がこの辺に住んでいるの?」 と対象の家の住所や住人の名前とかどこの大学生なのか? を確認され、後はその友達が来ているのか、みたいに確認されます。
大学生くらいの年齢ですと、「俺の自分のマンションでは友達呼んで飲み会をしない。 でも、あいつのアパートだったら俺に直接関係ないし、あそこはユルユルらしいので」 みたいにその友達の家に遊びに来て酒でも飲んだりしてしまう。
「ユルユルって何ですか?」 と訊く人もいらっしゃるのですが、賃貸のアパートやマンションで誰か友達の部屋に遊びに行く。 夏場とか暑い時期など踊り場など外で話したりして、酒でも飲んでいる声がデカいとかあり、しゃべり続ける。
隣の一戸建ての住人とかがたまたま110番緊急通報できない人だったりすると、「あいつのアパートはユルユルなのでまた週末集まって宅のみ会をやろうぜ~」 となる。
周りの誰かが迷惑だと言ってくればそれは止める。 でも、誰も何も言ってこないので、ここは大丈夫に違いないと思い込んでしまう。
私三之橋が日課のウォーキングで夜歩いていたら、凄いデカい爆音のバイクをマンション前にアイドリングさせている若い男性が2人立ってしゃべっていました。
「俺の住んでいた田舎はこんなデカい音のバイクとか乗れない。 でも、こっちに出てきてからは、音とか大きくても良さそうなので買ってしまった。 実際に誰も文句とか言ってこないんだ~」 と自慢していました。
都内とかでも、デカい音の大型スクーターに乗っている人がいて、ハブられているだけなのに、「誰も文句言わないので、さすがに都会はこういうのがOKなんだ」 と勝手に思い込んでいたりする。
お酒を飲むというのは、不法行為ではないので、愚行権みたいなもの。
でも、騒いでうるさいという迷惑だと通報があると、騒音計のトラブルって喧嘩になる事は予想されるので、警察官でやってきて、「通報がありまして」 と派遣された理由などを対象者に告げると、「ちょっと今夜はやり過ぎた感はあったので反省します」 と言ったりする。
アパートの部屋の中で友達と飲むとかあれば、騒音に強い鉄筋コンクリート造りの賃貸マンションとかに住むべきだと思うし、アパートの外に出てそこでしゃべるとデカい声が反響して隣人にとってうるさいとか気づかないといけないし、騒ぐのであればそれは店舗で飲み会をするべきではないかという考え方。
やはり「警察を呼ばれたというその事実をあなたはどう受け止めますか?」 という部分で、呼ばれた=迷惑だと感じた人がいたと考え是正する。
もちろん、態度を改めない人もゼロではないと思いますが、そこまで反抗する理由もない。
警察のお客さんというのは、警察官が電話して、「ちょっと警察署に出頭して」 と言う相手の事です。
パトカーで来ていれば、そこでもめれば自分で乗せられていくとか予見できるので警察と喧嘩する人もいない。
警察官に激高でもすれば、すぐに応援のパトカーがやってきて、クラウンパトカーが7台縦列駐車した形となるとか見た事あると思います。
■怒りの感情で110番緊急通報しない
例えば、私三之橋が深夜にパトカー呼んだりして、翌日に近所の人に「パトカーが来ていたね」 と言うので、「酔っ払いがうるさかったので」 と言う。
そうすると、「三之橋さんはキレやすいから」 みたいに思い込む人がいらっしゃるのですが、怒りの感情で110番緊急通報する人はいないと思う。
ことわざのようなものに、「怒りの心情は自分の運気を下げるだけ」 と言ったりするじゃないですか。
最近あった博多駅前ストーカー殺人事件でも加害者が、ストーカーと言われたりして、「俺はストーカーじゃない」 と怒りの感情から記憶が飛ぶくらいになりメッタ刺しにして死んでしまっている。
そんな感じですので、怒りが収まらないとかあれば、それは110番緊急通報もせずに、引っ越したりした方が良いのかもしれません。
■自分で注意するリスクも考える
数年前にネットニュースで紹介されていたのですが、ある人の自宅前で子供が遊んでいてうるさいので直接出て行き叱った。
1カ月後に警察官が自宅に来て、「暴行されたと言っている被害者がいる」 との事で警察署に連行され3時間事情聴取を受けた。
「あなたは面倒くさいと思っても、我々警察官を呼んで注意してもらわなかったから、相手はあることないこと言い出して、こういう風に事情聴取しないといけなくなった。 県警のガイドラインでも警察を呼んで注意するとなっている」 と指導されたと書いてありました。
去年だったか、電車に乗っていた高校生が半グレが車内でタバコを吸っていたのを見て、「タバコを吸うのをやめて」 と注意したら、10分くらい殴る蹴るの暴行を受けて病院に搬送された事件が報道されていたとします。
何の人間関係もないような、全然知らない人に注意するというのは難しいというのを覚えないと大変な事になったりします。
平成29年東名高速道路夫婦死亡事故とかでも、言い方が悪かったりして結果夫婦が無くなったりしています。
■援軍を呼ぶスキル
人は1人では生きていけないので、困った時には誰かに助けを求めるとか、相談する相手もいないといけない感じもあります。
今高校生であったり、大学生だったりする人はよくわからないと思いますが、私三之橋の考えとして、社会人になって必要なスキルの1つに、援軍を呼ぶスキルがあると考えています。
例えば、彼女が賃貸マンションに住んでいて、そのマンションに良く家に友達を呼んで宅飲み会とかしている男性がいたとします。
そんな時に、彼氏とかに、「ねえ、こういう感じで深夜とかに家に1人で居る時に、酔っ払いの声が響くのでどうしたら良いと思う? やっぱり引っ越した方が早いのかなあ」 と悩みを相談されたとします。
田舎と違って、都市部のマンションとかに1人で住んでいますと、いつもの時間になると物音であったり、何かしゃべるが聞こえたりしますと怖ったり、何か不安になるという傾向にあります。
大学生であれば、大学に行ってそこで友達に会い、その後アルバイトに行って仕事をして、やっと家に着いた時にプライベートで好きな映画でも観ようかな、と思ったりした時にいつもの不安を煽る音、しゃべる音が聞こえると眠るのにも影響出たりする。
でも、それってどういう風にすれば良いのか? わからない。
そんな相談は別に珍しくもないので、「じゃあ、俺がその時間に行ってまず確認するわ」 と言えば、きっと彼女はホッとする。
次に、「あっ、これは家に誰かを呼んで酒でも飲んだ感じかな」 と思ってポケットからスマホを出してPC派遣要請(ポリスカーの派遣) をすれば、解決できるのかもしれない。
なぜか?
田舎だったりすれば、小さな子供のころから近所の人が知っていたりして、「〇〇ちゃん、夜中うるさいよ」 と直接言ったりする。
でも、周りの人から見て自分が普段挨拶でもしていないと、さすがに直接言ってトラブルになると自分が引っ越しをしる羽目になると考えたりして、言えなかったりする。
”誰からも文句を言われた事がない” = ”自分は何も悪い事をしていない” という風に思い込む人もいる。
でも、さすがに友達を呼んで、その1日目に警察が来ちゃうと、さすがに2日目とか3回目とやる人って少ない。
「ちょっとうちで飲み会みたいになって、そこでパトカー来ちゃったので、お店で飲もうよ」 と言い訳しやすくなったりする。
高校生の男子グループでも1回警察が来ちゃうと、「あいつのアパートに集まろう」 と言う人がいなくなったり、本人が断りづらいものがあったのが、言い訳しやすくなったりして、集まらないとか、騒がなくなったりする。
友達が家に来てお酒でも飲んでデカい声を出してしゃべり続ける。 そういうシュチュエーションで、「家に呼ぶ事自体間違い」 みたいにその住人が悪人に見える人もいるけれど、そうとは限らない。
例えば、大学を卒業しどこかの企業で新社会人デビューし、その会社で先輩が結婚して小さな子供もいるので家では飲めない。 そこに新入社員とか後輩が独身で1人暮らしだとそこで飲もうと言う。
「上司に気に入られないと出世しない」 と思っていたりすると、断れない。 酒でも飲んでデカい声を出され、でも注意できない。 「いざとなれば、引っ越しすれば済む、ここのアパートでは友達もいないし」 と考えていたりする。
そんな場合、何の利害関係もないそこの住人でもない彼氏が彼女に相談された事で110番緊急通報して注意してもらうと、「先輩、警察来ちゃったのでそれは会社にバレてもマズイですし」 と断りやすくなったりして来なくなる。
そういう事もあるのです。
自分でどうしてもその台詞はその人に対しては言えない。 でも、言いづらい事って他人のせいにして言えば言いやすいじゃないですか。
■川崎市中学生殺人事件
平成27年(2015)年に、川崎市中学1年生男子殺人事件でも、先輩に言われ虐めていた人が、「誰か警察呼んでくれれば助かるのに。 俺もやりたくないけれど、そんな事を言えば俺がやられるんだ」 とか言っていたじゃないですか。
その人は近所の住人が警察を呼べば、それで自分が助かると考えていて、「この前は警察来ちゃってどうしようもなかったですね」 とか恰好がつく感じ。
人間にはそういった変わったところもあったりするのです。
例えば、主婦がご主人に殴られたり死んでしまった事件とかニュースに出たりするじゃないですか。
ドメスティックバイオレンスとかの場合、被害者である奥さんはご主人事を誰にも相談できない事もある。
でも、隣の家の人が警察呼んだりすると助かるとかある。
そんな感じなので、「あいつはうるさいやつ」 みたいに決めつけない方が良いのです。
■警察はハクション大魔王
外国人がたくさん住んでいて、夏場とか暑い日の夜は夜中2時まで部屋の外でスマホに向かってしゃべり続ける人がいたりする。
誰も注意しないからエスカレートする一方。
でも、新しく引っ越して来た日本人の大学生が110番緊急通報したら、パトカーが来てしまい、ハクション大魔王のように、「呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャーン」 とマンションに入ってきたのを見たりすると、怪しい外国人とか少なくないので、慌ててどんどん引っ越していくとか実際にあったりします。
「誰か警察呼んでくれれば、良いのに」 と思っていたりするのに、なかなか警察が来ない。
そもそも警察って、パトカーで巡回して、そこにお酒飲んだ人がいても怪しいというものがなければスルーしてしまう。
都市部の住宅街であれば、「こんなに大勢人が住んでいるので、何かあればまず110番緊急通報してくるに違いない、小学生のガキじゃあるまいし」 みたいになっている。
歩道とかの段差に座り込み、そこで缶ビール飲んでいたとしても、それは法律で認められた飲酒をなぜか道路で座り込んで飲んでいるだけで、愚行権の行使中みたいに見える。
でも、住人が110番緊急通報してきて、「うるさいので」 と言うと、それは迷惑しているという意味ですから、愚行権が今までセーフだったのがその通報の入電によりアウトに変わるのです。
やはり迷惑と感じると主張する人がいれば、「家の中で飲んでくださいね」 と言えるように変わり、「どうして俺はお前にそんな事を言われるんだ~」 と怒号を響かせれば、「あなたが通報されたからです」 とデカい声で警察官が言い返す。
いわゆる、”伝家の宝刀を振り下ろす” というやつですよ。 言い争いになれば大変な目に遭う。
警察官が押し負けたりしたりすれば、世の中成り立たないと考えられますので、援軍がジャブジャブやってきてしまいます。
”手続き記憶として” その人が負けたとわかりすく教える感じになるので、最初からもめないで、「今夜はやり過ぎましたので、反省します」 と締めくくる方が楽なのです。
■110番緊急通報をまとめますと
こういう言い方が適切なのか? はわかりませんが、世の中には人生終わったり、死んでしまったりされた人の中には、自分で警察を呼ぶ事ができればそうならずに済んだりしている。
京都アニメーションのみなごろし放火事件の加害者に、アパートで虐められた人は毎回警察に通報したりしていたことで生きていたりするじゃないですか。
自分が引っ越したりするかと悩むくらいであれば、リモコンを押すみたいに110とスマホを押してみて、それでどうにもならないとかであれば、引っ越しも検討した方が良いのかもしれません。
ただ都市部で生活していますと、どこに引っ越してもうるさい人とかいたりするので、その都度引っ越したりする方が疲弊する気がします。