今回は、「突発性難聴をどのように攻略したのですか?」 というテーマのお話となります。
このお話は、個人的な主観に基づく体験談となりますので、あらかじめそんなお話だと思って読んでいただければ幸いです。
■突発性難聴になった時
とある平日の深夜に携帯電話に着信がありまして、急に福岡から東京に行く用事ができました。
それで翌日の朝に航空会社に電話して、福岡空港発羽田空港着の便に乗りたいが空きが満席となっているので、と相談しました。
ネットでホテルとかも見たのですが、ダメでした。
航空会社からお返事があり、家族の分と確保したので乗れますとのお返事でタクシーに乗って福岡空港に向かいました。
それで指定された便に搭乗して乗ったのですが、羽田に着く前に高度を落としたら酷い頭痛などが起きて、「ちょっと耳が痛いので」 と家族に話すと同じ事を言っていました。
飛行機の座席が1番前で、隣に何か偉い感じのお金持ちそうなおじいさんが座っていたので、その隣を用意してもらえた感じでした。
元々長い時間のフライトで海外に行くと、耳に痛みがあり遠くなるような、聞こえなくなることはあったりしたので、その時は、「またか」 と思いました。
人と会う事になり、ちょっとだけ羽田空港の椅子で休んでから電車に乗って都内に向かいました。
話をしてもよく聞こえないのですが、顔を突き合わせての会話ですので、唇の動きとか、その場で会話するシュチュエーションのパターンを考え、特に困る事はありませんでした。
そこでホテルも取れないのでトンボ帰りで福岡に帰ると話したりして、羽田空港まで送ってくれる事になりました。
夜の便だったのでしばらくレストランで食事して、飛行機に乗って福岡市になる福岡空港に到着し、タクシーで帰りました。
福岡空港は市内の博多駅とかに近い場所にあるので、マイカーで行かずにタクシーで移動する感じになります。(福岡市営地下鉄はあります)
その時に乗ったタクシーが若いころから、タクシー会社でドライバーとして働き個人タクシーとなった人で、家も近所だと言って、30プリウスの前期型を買って良かった話とかをずっとしてくれました。
■翌日になっても耳が聞こえづらい
今まで飛行機に乗って耳が聞こえづらくなるという事はあっても翌日目覚めると元に戻っていたりしたので深く心配した事もありませんでした。
でも、全然そういう感じでなかったので、少し焦りました。
■音の静かなハイブリッドカーはお勧め
同じ突発性難聴になった事があると言う人からのアドバイスに、「音の静かなハイブリッドカーに乗るのはお勧め」 と言われた事もあり、買い替えるかあ~ と思いました。
それまでガソリン車に乗っていたので、ハイブリッドカーというのは何が良いのか? というのはよくわからず、カーシャアリングで借りられるのでそれに乗って半日ドライブした事があったくらいでした。
芸能人が突発性難聴になると、活動休止の記者会見を開き、ワイドショーには専門医が出てきて、「治る人なんて2割もいない」 と言ったりする。
それで当時現行モデルであった50プリウスを新車で買っても良かったのですが、新車だと納車待ちで時間を無駄にするとかあるので、タイムアウトエラーになり、「あの時新車でなくて中古を買っておけばこんなに耳が悪くならずに済んだのかなあ」 とタラれば人生になるのは嫌かなあ~ と考え、中古にしようと考えました。
それで福岡トヨタのU-CarセンターのTバリュー認定中古車から買う事にして、30プリウスの中古にして、もれなく1年保証があるので有償延長保証2年に加入して、合計3年保証にしました。
「弱り目に祟り目という言葉があるくらいなので、普段病気もしないのに変な感じで突発性難聴になっている現実もあるので、中古車を買ってそれで故障ばかりとかになると家族が心配するとかあるとマズイかなあ」 と考えました。
私三之橋自身は、小学生とかに柔道とか習ったりしていた時に柔道で耳を打って聞こえなくなったという友人がいたりして、「話しかける時はこっちの耳にして」 と言われたりした事があります。
後は大学を卒業し会社員となって働いた時に、何か「突発性難聴になって」 という理由で退職されていった人は何人かいて、全員治ったこともない。
ただ、「3年もあれば、的を捉えて治るんじゃないかなあ」 と考えました。
■転地効果を使うかあ~ と考えた
「転地効果」 という言葉があるのはご存じでしょうか?
例えば、18歳の時に彼と出会い付き合い、その後10年付き合っていた。 自分では何となく結婚するのだろうと考えていた。
ある日彼に、「新しい彼女ができたので別れて」 と言われその彼女が18歳で、驚き、でも自分は27歳で勝てない気がして、「結婚すると思っていたのに」 みたいな台詞を言うのがどうしてもできずに、「わかった」 と言って別れたらしい。
ただ、それまでのアパートに仕事が終わって帰ると、何だかいろいろな事を思い出してしまい、ふと気づくと泣いていたりして、気分が凹んでしまう。
そんな場合、「新しい環境にいく」 という方法の1つに、”転地効果” と呼ばれるものがあります。
とりあえずどこか知らない町に引っ越してしまえば、そのアパートでは自分が1番の新参者という感じになり、すれ違った人に挨拶するとしたりする。
仕事が終わって不慣れな電車でアパートなどに帰ると、あそこのスーパーで買い物してみるか~ みたいに探検していかないといけない。
それまでのアパートに帰っていた頃と違い、新しい環境に移ったという事で暇でなくなり、掃除したり、片付けたり、ちょっと探索に出かけたりと忙しくなっていく。
暇だと、あれこれ思い出したりして、ふとこれから先どうしようと考えても考えてばかりという風になる。
新しい職場に行くという転職であったり、引っ越しであったり、新しい車を買ってドライブに出かけるとか、旅行に行くとかも転地効果というものだと言われています。
■夜中に心霊動画を観る
私三之橋の場合は、1人暮らしでないので家族が寝たりした後にリビングの液晶テレビでAmazonの動画視聴サービスで心霊動画を観たりしていました。
いろいろな人がビデオカメラで撮影した廃墟を探検した動画だったりするので、音声があまり良くない。
マスタリング処理されていないような、1つ目の動画は音声がデカく聞こえたのに、2つ目の動画ではまったく聞こえないくらい小さいとか、素人撮影の甘さみたいなものがある。
ソニーの液晶テレビで観ていて、音声がボリューム25とか30になっていて、家族が来て、「音が大きい、耳が遠くなったみたい」 とか言ったりする。
自分ではあまり耳が聞こえないなあ~ とか考えたくもない心境なのです。
でも、1人暮らしでないと、「ちょっと耳が遠くなったの?」 とか言われると意外と凹んだりする。
「明日はもっと目覚めたら悪くなったりするのだろうか」 みたいにふと考えてしまう事がある感じ。
■30プリウスを買う
ちょうど2月だったので行った事もない福岡トヨタの郊外にあるデカいお店に行き、「2月なのでメーカー報奨金絡みで安く買えると思った」 とグーネットで問い合わせした担当者に話し、翌日から3日間のイベントがあり目玉商品みたいな特価車で出す1台を売っても良いですと言われた。
それで3月になり納車引きとりに行き、「今日はドライブ日和ですのでお楽しみください」 と見送られて、全然遠出する気分でないので自宅前にあるデカい屋根付き月極駐車場に帰りました。
1つは、耳が聞こえないというのに運転して、調子に乗って県外とかに行って事故でも起こすと、事故の届け出で警察官がすぐに聞こえていないと気づくとかあると思うので、それが心配だったりする。
高校とかの卒業式と被り、渋滞路を家に向かう時に、渋滞で停まっていて急にエンジンがかかったりして、「うわっ」 と驚くのが嫌でした。
自宅前にあるデカい屋根付き月極駐車場に帰った時に、パワーボタンを押したら燃費は17km/L台とかで、「うわっ、買わなければ良かったかも」 とちょっと凹みました。
トリップメーターは整備なども影響していると思うのですが、燃費15km/L みたいになっているのが見えてしまう。
昔、教えてgooとかでも、「ハイブリッドカーのプリウスを買って乗ってみたら燃費はカタログ燃費の半分もいかないので詐欺ではないか」 みたいな相談は数多くあり、それを読んだ事もあった。
都市部の信号機の数が多い場所では、ガソリン車でも燃費は良くないとかある。
購入して1カ月くらいは近所のスーパーとかに買い物に行っては帰るというシビアコンディション走行でした。
ある時、喪服のズボンのウエストがキツくなっていたので、「そうだ、郊外にある別の店舗に修正を依頼してみよう」 と電話もせずに車で行ってみる事にしました。
ちょうど4月になった時期で暑い日で、14kmとかカーナビで走ったら燃費は26km/Lとかだったので驚いた感じでした。
「今までで最高じゃん」 みたいなちょっと嬉しい出来事に感じました。
■燃費向上運転方法
そんな感じで1カ月くらいチョイ乗りばかりで、事故もなく、トラブルもなく、時間だけ過ぎていったので、「それじゃあ、そろそろ燃費向上運転方法とやらに挑戦しますかあ~」 と考え、ネットでググって、「サルでもプリウスで25km/L出せます」 みたいな記事を読んだりしました。
「EV走行でスタートする」 とか、「ここからはエンジン駆動で」 とか、後は「ハイブリッドインジケーターを表示させてそれを見る」とか、全然気にしたこともない事が書いてあり、「へえ~、なるほど」 と思った。
頭に記憶したつもりで翌日にやってみたら、全然うまくいかず、「スタートは一気に加速せよ」 とか書いてあったのですが渋滞路で加速できないとかありました。
それでその人はどこか田舎に住んでいる人かもしれないのでやり方は参考にせず、解説している部分だけを参考にしようと変更したら、少し燃費のデータが上がりました。
それでお昼くらいに出発して、201号線の道路を佐世保市に向かうという海岸線などを走り、「3時間経ったので折り返すか」 みたいに少し遠出してみました。
耳が聞こえないと、救急車のサイレンは聞こえるのですが、「えっ、どっちから?」 という方向がまったくわからないので、急に左から出てきて驚くとかある感じ。
■冬季うつ病というのがある
夏の夏至が過ぎて、日が短くなっていくと気分が暗くなるという事があり、秋とかに、”冬季うつ病” というのが増えたりする。
主婦の人だと、家の中で家事をしていて、日に当たる時間が短くなることで起こると言われていて、そんな場合はご主人がドライブとかに連れ出すと治る事があると言われています。
それと同じ理屈のようなもので、突発性難聴とかになると、あまり外に出かけたくない気分だったりする。
家でテレビを観ている限りは、失敗という失敗は起きない。
でも、1歩外に出ると、車に轢かれそうになるとかある。
■突発性難聴になり轢かれそうになる
私三之橋の場合は、歩く事ができなくなった事があり、そのリハビリからずっと夜とかにウォーキングに出かける日課があります。
突発性難聴になり、自律神経の乱れに効くというスイスオルゴールの音楽をボイスレコーダーに入れて聞きながら歩いていました。
信号が青になり横断歩道を渡っていると、ある1台が反対側から来て右折する感じでなぜか私が歩いているのが見えない感じに見え、突っ込んできたのでギリギリで躱しました。
夜ウォーキングするのでLEDの点滅するライトを装着していたので見えないというのはまず起こらないと思うので認知症のおじいさんだったみたいです。
■人は見ると惑わされるので論理的に考えよ
昔小学生の頃にお金持ちの子供とかがよく通うような塾があり、通っていました。
そこの塾長が、「人間は見過ぎると惑わされるので、人は見るな、論理的に行動せよ」 とたしか教えていました。
例えば、ある日突発性難聴とかになった場合に、誰かの紹介である病院を訪れる。
その時に先生が感じの良い人だったりすると、「とにかく自分の直観で良い先生に見えるので」 みたいに感情とかで動くと、実際にはその先生には治すだけのスキルとかがなくて、ただ可哀そうな病人と思って接していただけで、それでずっと通い続けるとかあったりする。
でも、「何だこの人はちょっと乱暴な」 みたいに見えた医者が実はそれだけのスキルを持っていたりする事がある。
そういう事があるので、まずは論理的に考えて、「病気の事、これからどうなるのかなあ~ とかを考えないようにしよう」 という感じで転地効果を考えた。
後は近所の学生時代に受験に失敗し、社会人になって適用障害を起こして重度の精神病になった人を見ても一生治らない感じにしか見えないので、「家に引きこもるとあんな風になると思う。 冬季うつ病でもお日様を浴びて、浴びまくると解消に向かうらしいのでそこは気を付けるか」 と考えた感じ。
「燃費向上運転方法という、1つのゲームに参戦し、自分なりにそれに集中する」 という事で耳がどうとかを考えなくする。
■突発性難聴の怖さとは
突発性難聴になると恐怖という部分では、「突発性難聴とかって、加齢により血流が悪いとか脳に障害が出ている事で起きるらしいよ」 と言われたりする事だと思うのです。
高齢者は、老人性縮瞳を起こすとか、耳が遠くなるような事があるので、そのようなイメージ。
例え、脳に障害があったとしても、認知症とかでもやり方で改善する事はあると思うので、まず論理的に精神がやられなければ好転はさせられると思うのです。
30プリウスで半日遠足に出かけた子供のように走り、帰りは福岡市内のオフィス街天神地区を通り渋滞とかするので、ふと「今日の遠足は楽しかったなあ」 と思えるようになっていく。
トリップメーターに表示されている燃費を見たりして、「カタログ燃費は超えたなあ~、こんな結果が出るって事は、自分が想像したよりも実際は脳に障害とかないのではないかなあ」 という、結果を見て何かを考える。
1つのテーマの燃費というゲームをやってみて、自分なりに攻略できちゃったような気がすると感じた時に、普段買わない中古車を買って故障ばかりという外した結果も今のところない。
むしろ安く買えたという結果ではないか。
■現実を見る余裕が出て来た
耳の事を考えると将来が不安になるという感じだったのですが、転地効果でまったく耳とは関係のない新しい、それまでにやった事がない燃費を良くする運転というのを試してみて、それがまったく覚えられないとかそういう感じでなかった。
状況判断力という部分では、何かをやらかした~ というのは特に出ていない。
そんな風に考えられるようになると、「突発性難聴って2割は治らないと言ったりするので、逆にいえば1割の人は治るわけでその中に入れるのはそう難易度が高いわけではないと思う」 という風に考えられるようになった。
■一説によると
人はうるさい環境で働いたり暮らしていると、騒音を脳が処理しきれずにノイズのように無視すると言われています。
NHKだったと思いますが、認知症の介護の仕事でも、「目の前に見えている視覚情報だけしか能が処理しないので必ず高齢者の目の前に顔を持っていきしゃべると伝わる」 みたいな海外での取材を観た事があります。
そのイメージから、自分の耳に聞こえている音が、ノイズ処理されて聞こえないように感じているのではないかなあ~ と考えるようになった。
ある日、お風呂にはいると異常に水がピチャピチャ跳ねる音が聞こえ、「悪化したのだろうか」 と不安になった。
お風呂から上がった後に、「自分は水の音が聞こえていないのではないか」 と流し台の水を流して確認したりした。
例えるならば、ラジカセのラジオの選局ダイヤルを手で回していた時に、急に音楽が聞こえるとかある感じで、その時は調子が良かったので聞こえたような気がする。
雨が降る日の夜中とか自販機まで冷たいものを買いに行き、「今さしている傘に落ちる雨の音がほんとは聞こえているはずなんだ」 と考えたり、「前を走る車が濡れた路面を走る音が聞こえていないといけない」 と考えたりする感じ。
ある日、ウォーキングで道路沿いを歩いていると、「今日はやけに車の音がうるさいなあ」 みたいに聞こえる日があったりする感じで、それがずっと続くという感じでなくて、ある時間は急に聞こえていた感じに変わってきました。
■まとめますと
「人生が崩れていくのはドミノ倒しのような速さだった」 みたいなことわざのようなものがあります。
耳が聞こえないという残念な結果はすぐに治せないと思うので、次に予想される展開でその失敗をブロックしようと考える。
人は現実を見られないと、”解離性健忘症” のようにそれは無かった事にするみたいになって悪化しかしない。
それでアクセプトをするというのを意識する。
耳が悪いのですか? みたいに訊かれれば、「突発性難聴になりまして」 と答えたりする。
警察署へ110番通報している時でも、「耳が急に聞こえなくなったので電話を切ります」 と2回は110番通報にも失敗していたりします。
取り繕うと、記憶を差し替えるみたいになり、たぶん精神病とかになると思うので、失敗したというのは忘れないようにする感じ。
楽しい事も考えた方が良さそうなので、テレビでライザップのCMを観ると、「ぽっちゃり体系の人から小銭を集めて大金持ちになったように見えるので、突発性難聴を攻略できたら芸能人とかに需要ありそうなので大金持ちになれるのかも」 と思ったりする。
病気を治すというのは、元の状態に戻るだけなので、特別難しい事に挑戦しているわけではないので、落ち着いてやれば楽勝だと思うと考える。
時間軸は意識していると思う。 例えば、30プリウスを買い1カ月くらいダラダラ買い物したりするという感じで過ごすと、「もうそれは先月もやったので、新しく1歩踏み出してください」 みたいに急に30プリウスで昼に出かけ夕方に帰ってきたりした感じ。
集中力が切れる時間も意識はしていたと思うので、日中明るい時間に眩しいような光に当たるのはメリットもあると思うのですが、夜間反転みたいに暗くなるとそこで走る意味はないのと、事故などを心配する感じ。
昔通った塾の塾長のおじいさんが、「ものの捉え方で人生は変わる」 と教えていたので、最初にそれまで見たような人がどのような結果になったみたいなものを考え、フレームで仕切った方が良いと思うので、「こういう感じで治すか」 みたいなものを想像しておき、後は実行に移していった感じです。